せいさくはいけい

ここからは作者に関心がある人が読んでくれたらいいよ。


なにか生きてる間に遺したいな〜
と思って始めたこのシリーズ。
実を言うと1話の時点では全く違う方向性の作品になる予定だったんだ、他の話と比べてメタすぎるから見た人はあ~ねってなると思うけど。
結構実体験を参考にしてるよ。ブラフィの記憶喪失前の過去とかね。

と言っても、全ての出来事を忠実に落とし込んでるわけじゃ無いしそもそも舞台や登場人物がファンタジーだから参考にしたんだな〜くらいの軽い認識でいいよ。

振り返ると自分でもかなり個性的な人生を歩めたと思ってるよ、平凡すぎても後で苦労したりするだろうし。
物心ついたときから祖父に体を触られ続けて初めてが終わったのは9歳の時。何故か金曜日だったことは覚えてる。でも、精子が出なくなる手術したって教えてもらったし、実際妊娠経験は今もまだないんだよ。怖くてお腹叩いてたけどね。シャワーも終わってから3日くらいは傷がしみて痛かったなぁ。「いく」って何だろうって思ってたのが懐かしいよ。
父と母はお誕生日も祝ってくれた。二人ともまともだけど母は流されやすいくせに態度の大きい人だった。濡れ衣だったのにあたしが持ってた証拠も確かめず相手の親御さんに謝ってたことは一生忘れないと思う。あたしは忘れっぽくて、よく無くしものをすると「死に物狂いで探せ」って言われてたなぁ。フラッシュバックして1度だけ背後からグーで殴ったことがあるけどその時は顔真っ赤にして怒ってて面白かった。父にも濡れ衣で怒鳴られたことがあった。怒鳴られると声が大きくて怖くなって反論できなかったけど、何ヶ月かシカトしたのはよく効いたみたい。それもそうだと思う。つい昨日までぱぱしゃま〜♡なんて甘えてた娘が突然舌打ちしたり睨みつけたり豹変したんだもんね。
でも良い子を目指してはいた。怒りに任せて殴るのを必死で我慢したり、大丈夫じゃないのに大丈夫って言ったり、両親は仲良かったけど母方の祖父母はしねとかクソババアとかいがみ合う仲だったからよく間に入ってご機嫌取りしたり。
友達付き合いは高校生になるまで苦労したよ。あ、苦労したのはあたしじゃなくて友達の方ね。たたかいごっこやドッジボール。やんちゃな遊びが大好きで抜け出せなくて。その気がない子にも殴ったり踏んだりしちゃった。珍しいんじゃない?いじめっ子側のエピソード。でもいじめられたこともあるよ、おせっかい焼きの子に鬱陶しいって伝えたかったんだけどうまく言葉が出てこなくて「しね」って1回言ったら小学校卒業するまでそうなった。
言わずもがなお勉強もできたほうじゃなかったよ。すぐぼーっとしちゃったり座ったまま眠ったり。でも国語と芸術系の授業は他と比べると伸びが安定してて、今思えばこういう活動をするのは運命だったのかもね。
勉強せず性器ばっかり描いてるのがバレちゃってどきどきしながら母の目の前で破いたのは恥ずかしかったなぁ。
14歳になって祖父との行為に嫌気がさして先生に相談したのを覚えてる、先生は親身になってくれてたけど避難した先の施設があんまりだったし結局先生も恨んじゃった。だって大人はタバコ臭かったし部屋は窓に格子がついてて夜になると光が差して独房みたいに見えたし、貸してもらった下着もおりもののシミだらけだったんだもん。同じ施設にいた男の子を誘って体触り合ったりしてストレス発散しようと思ったけど2回目で普通にバレた。まぁその後すぐにバッタの四肢をむしるって遊びが流行ったから楽しかったけど。カウンセリングも話すだけで問題解決しない無意味なものに感じて、それから人に悩み事相談とかはしなくなった。滞在は1ヶ月の約束だったのに結局3ヶ月かかってたね。演劇部の部長になったばかりだったけど台本も送られなかったからなんの役も勝ち取れなくてラストのダンスパフォーマンスしか出ることができなかった。でも技術や情熱は誰よりもあって練習もいっぱいしたからたくさんの人に褒めてもらえた。あれは嬉しかったな。
自殺失敗してよかった。
出席はしなかったんだけど裁判があったらしくてお金がたくさんもらえた、そのお金で高校に通えたんだよ。実質自分で稼いだお金だよね。酒臭いキスを何千回もたえたかいがあったってもんだよね。
そこでは今までにないくらい充実してたよ、喧嘩もあったけど親友もいて、ふわっとしたものだけど将来の目標があって、先生は実力もあるし厳しくて。

そして今は小さい時からあたしを育ててくれたネットの海に作品を一つ一つ投稿できてる。
演技の先生も言ってたけど自分の精いっぱいを観せられる。そういう舞台が用意されてるってほんとに幸せ。色々経験できたはずだからきっといいものになると思う。

これからもいろんなものを犠牲にしながら、迷惑かけながら最後までやり遂げるつもりだから応援してね🍅

さくしゃのべすとしょっと↓

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