せってい

今まで公開された話で少ししか触れられていない、または語られなかった設定を公開しておくよ!ネタバレ注意!


        旧人類と新人類
旧人類はブラフィのような人の体を持っており願いの力を生み出す存在。当人達は願いの力を使えない。GS計画の際その多くが姿を消しており、生き残りは新人類に発見され次第虐殺されたり利用されたりしている。
新人類は400百年程前に突如現れた種族。何故か全体的に熊の様な容姿をしている。生まれた際元になる旧人類がいる"直接的新人類"と、新人類の間に産まれた子孫"遺伝的新人類"がいる。
直接的新人類は肉体年齢が元になる旧人類の当時の生き写しとなるので、実際の年齢と違う事がほとんど。その為年齢は生まれた際の肉体年齢に加算する形で数えられるのが基本のケース。
遺伝的新人類は世代交代が続くほど願いの力が弱まる傾向にある。(王族は例外)


         願いの力
一部の旧人類が極秘で組織的に研究していた力。新人類が生み出されるまで世間には知らされていなかった。本来は旧人類が従来以上の知識、力、能力などを手に入れる為の研究だったが失敗し新人類が誕生したと数少ないレポートに記されている。


        ハートちゃん
高級な栄養食でマシュマロのような肉、何故か新人類はマシュマロ好きが多くなかなか手に入らない食材でありながら子供達に大人気。(作者が幼少期に父にプレゼントした絵が元)


         リコッタ
ぱるみじゃーのが戦時に開発していた道具の1つ。分厚い手枷のような形状で、装着してから触れた物の生命エネルギーを交換することが可能。旧人類の捕虜を使い戦況を有利にする為に作られた。しかし開発段階で熱暴走し装着者の腕が焼け落ちるという事故も起きており危険な失敗作の1つでもある。


       デザイヤストーン
願いの力を研究する際発明された願いの力が込められた結晶。さまざまな色があり、謎を秘めている。新人類が王族の証として身につけるようになり、次第にその力も隠されることとなった。


      グッナイトマッシュルーム
希少だが非常に危険な毒キノコ。真っ白いエリンギのような見た目で、食さずとも胞子が呼吸などで体内に入るだけで寄生され害がある。寄生された知的生物は脳内に毒キノコの成分が巡り、拒否反応の副作用で脳が刺激されることでフラッシュバックや睡眠時の悪夢を引き起こす。悪夢のストレスでろくに眠れなくなり、放っておくと頭に成分が集中し視界は赤く染まっていく。最終的には頭部からグッナイトマッシュルームを生やし絶命する。

         GF作戦
グリーンスモーク作戦の略。旧人類を溶かすように殺す薬を霧状にしたカプセルをブッチに埋め込み、万が一ブッチが倒されても勝算を得るための計画。新人類には無害だがある程度の環境汚染が懸念された為あくまで最後の切り札だった。

さくしゃのこすぷれべすとしょっと↓

せいさくはいけい

ここからは作者に関心がある人が読んでくれたらいいよ。


 7歳の時、学校から帰宅してる最中にこのままこれを繰り返して死ぬんだろうなって一生の流れが逆走馬灯みたいにみえて怖くなった。
きっとその事がきっかけで3DSを買い与えられてネットを知ってから作品づくりにどんどんのめり込んでいった。

なにか生きてる間に遺したい
と思って始めたこのシリーズ。

 実を言うと1話の時点では何も決まってなかった。再投稿したけど、もとの話は寒いメタ表現まみれで。でも今まで出会った作品や経験からどんどんインスピレーションが湧いてきて。お笑いとかは苦手だけど真面目な話は得意だったから自分の経験をベースにしたシリアスなフィクションを作ることにした。
振り返ると自分でもかなり個性的な人生を歩めたと思ってるよ。

 物心ついたときから祖父に体を触られ続けて初めてが終わったのは9歳の時。何故か金曜日だったことは覚えてる。でも、精子が出なくなる手術したって教えてもらったし、実際妊娠経験は今もまだないんだよ。怖くて初潮も始まってないのにお腹叩いてたけどね。シャワーも終わってから3日くらいは傷がしみて痛かったなぁ。「いく」って何だろうって思ってたのが懐かしいよ。

 父と母はお誕生日も祝ってくれた。二人ともまともだけど母は流されやすいくせに態度の大きい人だった。濡れ衣だったのにあたしが持ってた証拠も確かめず相手の親御さんに謝ってたことは一生忘れないと思う。あたしは忘れっぽくて、よく無くしものをすると「死に物狂いで探せ」って言われてたなぁ。フラッシュバックして1度だけ背後からグーで殴ったことがあるけどその時は顔真っ赤にして怒ってて面白かった。父にも濡れ衣で怒鳴られたことがあった。怒鳴られると声が大きくて怖くなって反論できなかったけど、何ヶ月かシカトしたのはよく効いたみたい。それもそうだと思う。つい昨日までぱぱしゃま〜♡なんて甘えてた娘が突然舌打ちしたり睨みつけたり豹変したんだもんね。父も母もあたしより他所の子が好きなんだよ。
でも良い子を目指してはいた。怒りに任せて殴るのを必死で我慢したり、大丈夫じゃないのに大丈夫って言ったり、両親は仲良かったけど母方の祖父母はしねとかクソババアとかいがみ合う仲だったからよく間に入ってご機嫌取りしたり。

 友達付き合いは高校生になるまで苦労したよ。あ、苦労したのはあたしじゃなくて友達の方ね。たたかいごっこやドッジボール。やんちゃな遊びが大好きで抜け出せなくて。その気がない子にも殴ったり踏んだりしちゃった。珍しいんじゃない?いじめっ子側のエピソード。虫で遊んだりもしてたし悪い癖がついてたのかもね。

 言わずもがなお勉強もできたほうじゃなかったよ。すぐぼーっとしちゃったり座ったまま眠ったり。でも国語と芸術系の授業は他と比べると伸びが安定してて、今思えばこういう活動をするのは運命だったのかもね。
勉強せず性器ばっかり描いてるのがバレちゃってどきどきしながら母の目の前で破いたのは恥ずかしかったなぁ。

 14歳になって祖父との行為に嫌気がさして先生に相談したのを覚えてる、先生は親身になってくれてたけど避難した先の施設があんまりだったし結局先生も恨んじゃった。だって大人はタバコ臭かったし部屋は窓に格子がついてて夜になると光が差して独房みたいに見えたし、貸してもらった下着もおりもののシミだらけだったんだもん。同じ施設にいた男の子を誘って体触り合ったりしてストレス発散しようと思ったけど2回目で普通にバレた。まぁその後すぐにバッタの四肢をむしるって遊びが流行ったから楽しかったけど。カウンセリングも話すだけで問題解決しない無意味なものに感じて、それから人に悩み事相談とかはしなくなった。滞在は1ヶ月の約束だったのに結局3ヶ月かかってたね。演劇部の部長になったばかりだったけど台本も送られなかったからなんの役も勝ち取れなくてラストのダンスパフォーマンスしか出ることができなかった。でも技術や情熱は誰よりもあって練習もいっぱいしたからあたしだけたくさんの人に褒めてもらえた。あれは嬉しかったな。

 自殺失敗してよかった。
出席はしなかったんだけど裁判があったらしくてお金がたくさんもらえた、そのお金で高校に通えたんだよ。実質自分で稼いだお金だよね。酒臭くて生ゴミ味のキスを何千回もたえたかいがあったってもんだよね。
そこでは今までにないくらい充実してたよ、喧嘩もあったけど親友もいて、ふわっとしたものだけど将来の目標があって、先生は実力もあるし厳しくて。

 そして今は小さい時からあたしを育ててくれたネットの海に作品を一つ一つ投稿できてる。
演技の先生も言ってたけど自分の精いっぱいを観せられる。そういう舞台が用意されてるってほんとに幸せ。色々経験できたはずだからきっといいものになると思う。

これからもいろんなものを犠牲にしながら、迷惑かけながら最後までやり遂げるつもりだから応援してね🍅